ご挨拶
学校長 挨拶
和歌山赤十字看護専門学校は明治38年4月、和歌山市七番丁に日本赤十字社和歌山支部病院が発足したのと同時に「救護看護婦」の養成を開始したときを始まりとした伝統ある学校です。
本校の教育理念は、「赤十字の基本原則である人道に基づき、看護の分野において社会の要請に応え得る、豊かな人間性と看護に関する幅広い能力を兼ね備えた看護の実践者を育成すること」にあります。また赤十字の看護活動が、「国籍・人種・信条・政治及び社会的立場のいかんにかかわらず、人々のあらゆる健康レベルにおける健康上の問題が解決されるよう支援すること」です。
卒業後は4年制大学卒業生と同じ国家試験に合格して看護師になるわけですから、1年早く資格が得られる分だけ学生生活は密度の濃い多忙なものになります。また、3年間の学生生活では知識や技術を習得するだけではなく、将来の看護職に耐えうる豊かな肉体と精神を育むことも大切です。実りのある学校生活を送るためだけの充実した図書や学習設備、隣接の日本赤十字社和歌山医療センターでの看護学実習など、恵まれた環境での学生生活が待っています。
看護師を目指すみなさんが本校で学び、赤十字の看護の第一線に加わることを期待しています。
和歌山赤十字看護専門学校
学校長 百井 亨
副学校長 挨拶
1859年、スイス人アンリ・デュナンがイタリア統一戦争の激戦地ソルフェリーノの惨状を目の当たりにし「すべての人を救いたい」という思いを込めて敵味方の区別なく救護活動に取り組んだのが「赤十字」の始まりでした。それから150年以上、多くの赤十字の活動に賛同する人々が手を取り合って「人間のいのちと健康、尊厳を守る」活動を続けてきています。
アンリ・デュナンの思いを具現化する活動を支える役割を担っているのが「赤十字の看護師」です。その看護師の養成を日本赤十字社が開始してから今年でちょうど120年になります。多くの先輩が医療施設だけでなく、国内外の多くのフィールドで多彩な活動を繰り広げ、多くの経験知を伝えてくれています。長い歴史の中で培われた「赤十字の看護」を継承していくことが「今」の私たちの務めであり誇りに思っています。「赤十字の看護師」として「あらゆる状況下で人々の苦痛の軽減ができるワザ」を身につけるために、学生と教員が力を合わせて歩み、学生一人一人が「赤十字の看護師としてのキャリアデザイン」を描き、「卒業は通過点で定年退職が看護師としての一つのゴール」と考え「看護師としての私の人生」を楽しみながら学び続けられる人材を育成したいと考えています。学校生活での多くの出逢いや体験をとおして、人として大きく成長していく学生に教員は勇気と元気をもらっています。
「人道」を具現化する「赤十字の看護師」に必要な「想像力」と「創造力」つまり、対象に関心を持ち、苦しみに気づきその本質を探り、その人が望む援助を考え実践できる「知恵と思いやりをもった看護師」を目指し、赤十字の看護を共に紡いでいきましょう。
和歌山赤十字看護専門学校
副学校長 高岸 壽美
